豊田市で『交通事故』の被害者・加害者になってしまったら

文責:院長 柔道整復師 河村 毅

最終更新日:2021年08月31日

1.人命救助

 『交通事故』に遭った場合はまず最初に行うことはケガを負った人の人命救助です。

 事故の相手の無事を確認するとともに周りの歩行者など事故に巻き込まれた人がいないかどうかを確認し、必要であれば救急車を呼ぶなど、とにかく人命の救助を最優先しましょう。

2.相手の確認と車両の移動

 事故を起こした車は原因究明のために移動させない方が良い場合もあります。

 ただ更なる事故を起こさないためにも交通の妨げにならないように路肩などに移動させておくべきです。

 携帯電話やスマートフォンをお持ちなのであれば、後日証拠になりますので素早く現場写真を撮影しておければベストでしょう。

 

*この時相手から示談の申し入れがあることもありますが、この時点で示談に応じるのは得策ではありません。

 後々症状が出てくるかもしれませんし、口約束では信用出来ませんので正式な示談は後日にすることを伝えましょう。

3.警察を呼ぶ

 交通事故を起こした場合、ドライバーが警察を呼ぶことは法律で義務付けられていてどんな小さな事故であってもそれは変わりません。

 また『交通事故』の損害賠償に保険を使う場合、事故が起きた管轄の警察が発行する「事故証明」が必要になります。

 事故証明がなければ保険会社は基本的に保険金を支払いませんのでどんな小さな交通事故であっても必ず警察に連絡しましょう。

 

 

4.加入している保険会社に連絡する

 警察への連絡が済んだら次は自分が加入している保険会社に連絡しましょう。

もし自分が加害者になってしまった場合は当然ですが、自分が被害者あった場合でも同様です。

 というのも、自分には過失がまったく無いと思っていたとしても100%相手が悪いと証明されないケースもよくあるからです。

そうなると100%保証されないことになりますので、そうした場合を想定して必ずご自身が加入している保険会社にも連絡しましょう。

 

5.病院へ行って診察を受ける

 『交通事故』の規模によってケガの程度も様々です。

 意識不明で救急搬送される場合や体へのダメージは全くない場合もありますが少しでも体に痛みや違和感を感じる場合は必ず直ぐに病院で診療をうけましょう。

 『交通事故』でのケガは事故後数日経ってから症状が現れることもあり事故から受診までの期間があまりひらいてしまうと『交通事故』との因果関係が認められなくなる事もあります。

 そうならないためにもなるべく早めに病院で診察を受けるようにしましょう。

 

 

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